先だって、学生時代の恩師が亡くなりました。学生運動をしていたころのセクトの時から一緒で、ゼミも一緒だった彼、仮に栗山さんとしておきますが、彼からお葬式の連絡が入って、同じホテルを予約してもらって、学生時代を過ごした地に行ってきました。同志愛からセクトの方々と愛し合ったものの、誰の子かわからない子を身籠って、流産、それがきっかけでセクトを離れて以来、
 栗山さんとだけは続きましたけれど、結ばれることを拒んで、ショーツの上に出すことで我慢していただいたり、私が手で気持ち良くして差し上げるだけで、結局、二度と結ばれることがなかったことは、以前にお話しさせていただきました。それが私にとって、辛い罪の意識だったのです。

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 だって、拒み続けていた方が、彼の気持ちを繋ぎとめることができるなんていう、愚かな計算が働いていたわけですから。そんな浅はかな私のプライドが、二人の人生を引き裂いたものですから、今回がそれを埋め合わせる最後の機会だと、覚悟して、彼に逢ったのです。亡くなった恩師のお引き合わせかもしれません。

 お通夜とお斎を済ませてから、栗山さんとホテルのバーで、先生のご退官の時にお目にかかって以来ですから20年余りになる積もるお話しをしました。その時にお願いしてバイアグラを2錠お渡ししました。栗山さんも私の覚悟を感じたようです。私はこの日のためにとっておいた、2007年のパルファージュのシリーズを用意してきました。

 一緒にお話ししているだけで、ショーツがぬるぬるになってくるのが分かりました。「スカートを汚しそうなので、お部屋に行きましょう」とお願いして、私の部屋に入ったその瞬間、固く固く抱きしめられて、キスをしました。「お洋服が汚れないように、脱がせてください」とお願いして、

 すぐにスカートを脱がせてもらいますと、栗山さんったら、一番汚れているところに顔をうずめて「いい匂いがする…昔とおんなじだ」と言いながら、息を吹きかけるものですから、膝から力が抜けてしまいました。彼の服を脱がせますと、61歳とは思えない筋肉質の身体で、改めて尊敬の念を抱いたものです。


 糊のような粘液でぬるぬるになったショーツを脱がせてもらって、私は、ブラとキャミソールだけで、彼の股間の中心のものを口に含みますと、勃起とまではいきませんが、芯ができています。奥様とは10年ほどもセックスレスなんだそうで、彼も久しぶりのお出合いに気持ちよさそうです。思い切って彼の下腹部と会陰部を指で押しながら、肛門に舌を這わせますと、彼の男性自身が固くなって動きました。

 今がチャンスと思って、彼の上に跨って、男性自身の根元をきつく指で押さえながら、私のクレヴァスに導きました。嬉しいことに、男性自身が華詠のクレヴァスの中に、にゅるっと入ったのです。「えっ! 華詠さんの中に入ったの?本当? 嬉しい!ありがとう!」と彼は感激しています。彼の掌を私の胸に導いて、私は思いっきり、膣を締めました。「気持ちいい…わ…私も嬉しい、大好きだったのよ、他の同志の方々と結ばれても、

 すぐにお出しになったものを拭いて、濡れタオルで清めていたけど、栗山さんのは拭かないで、そのままショーツを穿いて…」「僕も分かっていた、だから、華詠さんとしたかった…」「出して!一杯出して!華詠の中に入れて…」いやらしいことを一杯言って、彼が冷めないように、体を動かして、にゅちゃにゅちゃといやらしい音を立てていますと「華詠さん、行くっ! あん行くよぉっ!」

 終わって二人はまるで初体験のように、涙目でした。身体を離すと、細い糸が、彼の男性自身と私のクレヴァスを結んでいました。彼は私を、四つん這いにさせると、私の陰部を後ろから、何枚も写真を撮りました。精液が垂れ始めたときは、彼は鼻を近づけて、「僕と華詠さんの匂いが一つになっている」と、何度も何度も匂いを嗅いでいました。何か、ようやく罪の一つが軽くなった気がしたものです。


 二人でお風呂に入って、下着を違う色のパルファージュに着替えたのですが、私のショーツはすぐに濡れてしまいます。二人でいやらしいことをしながら、いつしか夢路につきました。翌朝は、目覚めのお茶と一緒に、また彼にお薬を飲んでいただきました。でも、飲む必要はなかったのかもしれません。下着姿のまま歯磨きをしていると、彼が後ろから私を抱きすくめました。そう、背中に固いものが当たるのです。勃起した男性自身でした。

 それからは、40年前に戻ったような、熱烈なお出合いをすることができました。正常位で、恥ずかしいくらい私のクレヴァスを朝の光の中にさらけ出して、彼が私を貫きました。その快感で私は、もう何を叫んだか分かりません。ひとり寝る夜のオナニーとは比べようもない幸福感と満足感でした。ただ、全身から力が抜けてしまって漂うような快感のなかで、寝起きのお小水をしていなかったものですから、

 シーツをびしょびしょにしてしまいましたが、彼は喜んで、何度も出し入れをして、部屋の中にびゅちゃぺたんびゅちゃぺたんと、恥ずかしい音が響きます。「いやいや、もういや、気持ちい、気持ちいい、あん、死んでしまう、いいっ! んっぐっ」私が逝くと、彼は動きを止める余裕です。私の様子が落ち着いたのを確かめて「僕も逝っていい?」「ええ、気持ちよくなってくださいね」彼の動きが始まります。彼の背中や脇腹にやさしく指を這わせながら、膣を締めあげます。


 べちゃべちゃの音のリズムが速まります。ほどなく、「華詠さん、あん、出る、逝くっ、おぉんっ!」落ち着いてからは、また、いやらしい逆流の写真を彼に撮ってもらいました。彼の液が太ももを伝うのは、私が見てもエロいものでした。葬儀に出たら、そのままお別れです。「また来年にでもお会いしましょうね」と約束したものの、本当に会えるのか、不安も残ります。

 彼は、私の汚れたショーツを、約束の証しとして来年まで預かりたいと言うのです。「栗山くんだけ、あん、ずるいんだ。じゃあ、もう一回、汚して」ホテルをチェックアウトする間際になって、私はもう一回、下着姿になって、彼の男性自身をほおばりました。

「どうしたらいいの?」「ショーツとキャミを汚して…」ベッドがびしょびしょですから、ソファーに仰向けになって両脚を広げて、彼の男性自身の先端を集中的に舐めていますと、甘い液が出てきました。「近いかも…」を彼。間もなく「逝きそう」といって、私の口から抜きましたので、指で撫で撫でしながら、ショーツに導きますと、「あぉ~んっ!」といって、彼が私の上に倒れこみました。

 私はキャミソールで、彼の男性自身を包むように拭いて差し上げて、そのまま喪服に着替えてご葬儀に向かいました。思い返せば40年前、彼のアパートで朝、大学に向かう直前、彼の射精をショーツで受け止めて、綿のシャツで男性自身を拭いてあげて、そのまま大学に二人で行って講義棟のエレヴェータに乗ったら、偶然、恩師と一緒になったことがありました。


「君たちは、仲良くしているんだね」と、エレヴェータのなかで先生は、唐突に私たちに仰ったのです。栗山くんは、「そうでもないんすけど…」と言ったように覚えていますが、きっと、私の下着を汚したままの精液の匂いに、お気づきになったんだと思って、私は恥ずかしくて下を向いたものでした。その先生のご葬儀に、彼の精液で汚れたままの下着で向かうのも、ご縁かな、と先生への感謝を深めながら、お見送りをしました。

 長文失礼しました。お気に触った方もおいでかもしれません。申し訳ございません。でも、書くことによって、罪滅ぼしになるような気がしますものですから、失礼してしまいました。でも、私は、まだまだ積み深い汚れた女なのです。

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