夏になると、旦那の会社でテニス大会をするから私もペアで出場するようにと旦那が言い出しました。

私はどうも話しが変だと思って、会社の同僚の奥さんに聞いてみると、旦那は同じ課の女子社員にペアを組もうと申し込んで、「奥さんとペアを組んで下さい」とやんわりと断られたそうでした。
それであとに引けなくて私にペアを組もうと言い出したらしいのです。
私はアホらしくて呆れてきましたが、旦那の顔も立てないといけないのでテニス大会にでる事にしました。

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大学の時体育のテニスの授業で使っていた、テニスウェアを押入の奧からだして、穿いてみました。

すると、スコートのウェストがきつくてとても入りませんでした。
大学の時は楽々だったのにいったいどうしたのかしらと思いました。

テニス大会は会社のグランド脇のテニスコートで開催されました。
私はテニスのスコートが着れないので、いつものスェットを穿いてでました。

旦那は私の格好を見て「会社のみんなが見ているのにその格好はなんだ」と言ってひどく不機嫌でした。

旦那は試合もやる気がないらしくて一回戦で負けてしまいました。
結局優勝したのは旦那が誘った同じ課の女の子でした。
家に帰ってからも旦那は不機嫌で、夜も寝るとき私に背を向けて寝ました。

翌日私は体重計を買ってきて、体重を量ってみました。
大学の時より6キロも増えていて、私はどうしようもなく愕然とするだけでした。

これではいけないと思い私は、体重を落とすためになんとかしようと思いました。
ちょうど近所の秀美さんが駅前のアスレチッククラブに通っているので、一緒に行くことにしました。

受付で入会の手続きをすると、指導員の祐輔さんを紹介されました。
最初に簡単な体力測定をしたあと、一月に1キロづつ無理なく痩せた方がいいと、パソコンに向かいました。

なんでパソコンなんか使うのかしらと思っていると、すぐに練習メニューがプリンターから出てきました。
用紙には私の名前も入っていてずいぶんと便利になったのだと感心しました。

さっそく秀美さんと一緒に準備体操をしたあと、自転車に10分乗る事にしました。
普段なら自転車で10分走るのはなんともないのですが、部屋の中で漕ぐ自転車はなんの楽しさもなく、10分間が一時間くらいにも感じました。

練習が終わったあとは、息が苦しくてしばらくは起きあがれませんでした。
しばらく休んだあと、一緒に練習をしていた秀美さんに一緒にサウナに入っていきましょう誘われました。

私は着替え室でジャージを脱いで裸になりました。
タオルを巻いてサウナにはいるとすぐに体中が汗で一杯になりました。
10分ほど汗をかいてから外にでてシャワーを浴びていると私は大変な事を見つけました。

秀美さんのお尻から太股にかけて紫色の打ち傷がまだらに広がってお尻全体が赤くあれ上がっていました。
私はびっくりして言葉も出ませんでした。

すると秀美さん「ああこれ、いまつき合っている男がいるんだけどね、ちょっと変わった趣味なの」
私はそれを聞いてあの「SM」とか言うのに違いないと気が付きました。

サウナを出ると秀美さんはパンティーを穿かずに短いミニのプリーツスカートに着替えていました。
私はいったいなんでパンティーをはかないのだろうと不思議な気がしました。
外に出ると男友達らしい男性が待っていました。

「これからカラオケに行くから一緒に来ないと」秀美さんに言われて私は断る理由もないので一緒に行くことにしました。

ちょうど大通りにさしかかると男は歩道橋を上がり始めました。
秀美さんは後から階段を上がり始めましたが、膝が震えている様子で、ゆっくりとしか足が進みませんでした。

男が回りに聞こえるような声で「下から丸見えだぜ」と階段の上から声をかけてきました。

すると秀美さんは足ががたがたに震えて階段の踊り場で動けなくなりました。
男はさっさと向こう側までわたると歩道橋の下から私達を見上げました。
秀美さんはなんとか足を動かすと、また震える足で歩道橋を渡り始めました。

私はどうして秀美さんがパンティーを穿かなかったのかやっと理由が分かってきました。
男の命令に違いありませんでした。
そして断ればあのみみず腫れのお仕置きがまっているに違いありませんでした。

カラオケ店に入ると私達は部屋に案内されました。
案内してきた店員がドアを閉めてでていくと、「さっきは階段で止まったな、止まらずにわたれと命令したはずだ」と男が言い出しました。

「どうぞ思う存分お仕置きをしてください」と言うなり、秀美さんは床に四つん這いになり、スカートをめくって紫色に晴れ上がったお尻をむき出しにしました。

「お願い助けてあげて、これ以上はだめ」と私が慌てて叫びました。
すると、「それなら、お前が替わりにお仕置きをうけるんだ、」と言って男は私を床に押し倒しました。

秀美さんは男に渡された縄を手に取ると私の両手と両足を縛り始めました。
「ごめんなさいね」と小さく私の耳元でささやく声が聞こえましたが、縛り方は手慣れた様子で、私は足首と手首をきっちり縛り付けられて動けませんでした。

男がボリュームを操作してカラオケの音楽を部屋一杯の大音量にすると私は耳が痛くなりました。
男が鞭を使っても、私の悲鳴は自分の耳にさえ聞こえませんでした。
私の身体を襲う欲望は、嵐のような激しさでした。

しだいに激しさを増す欲望には抵抗する気力もなくなるほどの荒々しさがありました。

激しい渦の流れに私の体は飲み込まれ、体ごと深く沈み込んで浮き上がる望みもなくりました。

支配者に従属するのが女の宿命だと、私は心のそこから思い知らされました。
天国に放り上げられた私の体は、最後の瞬間を求めて宙を舞い続けました。
望みを失って叫び続ける私の身体は、男の最後の一撃で粉々になりました。




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